X(旧Twitter)で見かけた「#字書きがいいねの数だけ詳細に語る」のタグがちょっと面白そうだったので、こっそり回答してこっそり置いておこうと思います。問題ありそうだと判断したらそっと消します。
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視点の使い分けについて
使い分けは特にしてないです。その時書きたい、あるいはネタ的に書きやすそうだなと思った方の視点で書いています。ただ短編は三人称一元視点で書くことが多いです。一人称で書く時は視点主のキャラが知らなそう(使わなそう)な言葉や表現をなるべく使わないようにしているんですが、三人称一元ならそういう部分を考えなくて済むので。
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句点、読点の使い方について
句点は漢字が連続して読みづらそうなところ、区切り方で意味が変わりそうなところを意識しつつ、あとはいい感じのテンポになるよう調整する形で打っています。台詞の場合は自分がそれを喋るならどこで息を吸うか、で決めることも多いです。
読点は一文が長くなりすぎないよう適度に。昔に比べたらだいぶマシになったと思う。
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記号の使い方について
「……」と「――」を使いすぎる癖があるので使いすぎないよう意識しています。
特に「――」は「少年――〇〇」みたいに名前を書く時や溜めを作りたい時に使いがちなので、気を抜くと大量発生しちゃうんですよね。文庫1ページにつき3回以内をなんとなくの目安にしてはいますが、すべては感覚なので実際どうかは知らないです。
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表記ルールについて
字下げは私が気になるので自作では基本やります(ブログはやらないけど)。
改行は内容が変わったな、と思うタイミングや一文を強調したい時に入れることが多いです。
行あけは縦書きで読ませる時は場面転換、時間経過を表したい時くらいしか使わないです。横書きで読ませる時は台詞の上下、長い地の文のブロックを分割する目的で入れています。横書きはある程度行があいてないと読みづらいタイプなので、自分の読みやすい間隔を探していたらこうなりました。
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ひらがな、カタカナ、漢字の使い分けについて
感覚で変換しているのであんまり使い分けてないかも。ただ幼いキャラの台詞はひらがな、カタカナ多め、頭がいいキャラの台詞は漢字多めを意識しようとしてはいます。
地の文にカタカナが混ざると目立ちやすい気がするので避けている自覚はあります。
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よく使う辞書や参考文献は?
いつも助けて! グーグル先生! で乗り切ります。
それはそれとして類語辞典とか感情にまつわる言葉の辞典とか欲しいなとは思います。こういう本は中身自分で見てから買いたいタイプなんですが、近場だと売ってすらいないんですよねぇ。
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アイデアはひねり出す?降ってくる?
圧倒的降ってくる派。特に布団でごろごろしてる時とかお風呂の時。すぐにメモできる環境じゃないことも多いので、メモする頃にはわりと忘れています。
こういう話読みたいな、から考えることもありますが採用できるネタはほとんど出ませんね。
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アイデアをどうやってストーリーに仕立てる?
一場面切り取り型のss書きなうえ、元々アイデアが「〇〇が〇〇するところ見たいな」ってある程度の形で降ってくるのであんまり考えることないですね。
短編くらいの長さを書こうと思ったらシナリオフックを元にメインの登場キャラを決めて、書きたい場面が浮かんでくるのを待ちます。浮かんだらそこを通過できるようにざっくりアウトラインを作り、細かい部分を詰めてあとは書くだけです。とにかく降ってこないと何も書けない。
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どこから書き始める?
頭から順番にしか書けません。脳内でキャラが勝手に動いて喋る内容を書き出している感覚なので、先に書きたいところだけ書くと調整が面倒なんですよね。あとたぶん私の性格的にも難しい。
会話文と思いついた地の文を書き出して後から間を埋めることもありますが、これも結局頭から順番に書き出して埋めていくので変わらないですね。
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自分の文章の好きなところと嫌いなところは?
自分の文章大好きなタイプなので全部! ……と言いたいところですが、強いて挙げるなら読みやすさ。あとは会話文だけ読めば話の内容をなんとなく把握できるところ。雑に自創作摂取したい時に助かる。
嫌いなところは綺麗な比喩もエモい描写もないところ。嫌いというかずっと気にしているポイントって感じですね。ただ別にそういう文章を書きたいわけではないので別にいいかな~! と思っています。
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どうやってタイトルを考える?
むしろ私が聞きたい。タイトルが決まらなくて何回単語や「〇〇の話」で済ませたことか。どうしても絞り出さなきゃいけない時はお話全体の雰囲気とかキーワードになりそうなものから連想ゲームします。
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お話にテーマってありますか?
ss書きなのでテーマも何もないような……? 強いて言うなら彼らの「日常」「生活」を書いているつもりです。あとは「日常に潜む非日常」とか?
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いつか書きたい設定、テーマ
カメラと写真が大好きなのでそれをメインアイテムにした設定を考えてみたいですね。他にも星とか月とか天体系を前面に押し出した設定もいいな~!
私のことなのでそのうちしれっと増えていても不思議じゃない。
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筆が進まないときの対処法
素直に書くのやめます。代わりにゲームとかお絵描きとか別のことやって、書ける気がしてきたら作業に戻ります。あ、あといっぱい寝る! これが一番大事な気がしますね、私の場合は。
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推敲では何を直すことが多い?
大変効率の悪いことに推敲しながら書いているも同然なので(!?)推敲らしい推敲をした記憶がないんですよね……強いて言うならスマホのタップミスで生まれた誤字脱字誤変換? それかテンポに合わせた文末の変更だと思います。
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文章を書く上での悩み
とにかく筆が遅いこと! なんとなく原因はわかっているんですが、性格からくる習性みたいなものなので改善が難しいんですよね。数こなして慣れるしかないんだろうなぁ。
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書き始めたきっかけ
わ、わかんない……気付いた時には書いてた気がする……本をよく読む子供だったので、たぶんオリキャラを動かすには小説を書けばいいんだ! と思い立ったとかじゃないですかね。
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読書はする?どんなジャンル?
最近はあんまり読めてないけど本がないと生きていけないくらいには読書好きです。オカルト、ホラー、ミステリーあたりをよく読みます。
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書くときに使っているツールは?
PCとスマホ両方。PCが使える時ならPCで書くし、そうじゃない時はスマホで書きます。
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書くときに使っているアプリは?
今は「Nola」を使っています。ただPCで書く時は大体推しの配信を見ているので、配信画面の横(コメント欄に被せる)にメモ帳開いて書いていることが多いです。
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どういう場所でどんな時間に書く?
自宅のリビングで書きます。夜の9時~日付変更あたりに作業していることが多いです。ただキャラが脳内で動きやすいのは圧倒的ド深夜。
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一回あたりの執筆時間は?
文章が降ってきた時にちまちま書き進めるタイプなので時間を計ったことがないです。なんなら書いている途中で別のことをし始めるので計測すらできないかも……
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書きやすいお話の長さはどれくらい?
600~2000字くらいのss。書きたい場面だけ書いてお出しするスタイルです。
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アイデアをメモしたものがあったらちょっと見せて!
小説のネタ帳は人目に触れる場所に公開したくないタイプなのでスクショはごめんなさい。ただ書いてあるのは「〇〇が〇〇する話」みたいな1行メモとシナリオフック(短編向け)がほとんどですね。
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今までもらって嬉しかった感想
感想は基本全部嬉しいです! ちゃんとした感想ももちろん嬉しいんですが、印象に残っているのは自キャラに狂ったフォロワーの悲鳴。密かにガッツポーズしたくなりますね、あれ。
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いいねとかブクマの数って気になりますか?
人目に触れる環境に投稿している以上、多少は気になりますね。各種SNSや投稿サイトを使うにしてもある程度の手間がかかるので、反応がないとわざわざ投稿しなくていいかな、面倒だし。と思っちゃいます。書いたついでにあげとこ! くらいの気持ちではありますが、目に見える形で読んでくれる人がいると認識できないと面倒くささが勝ってしまうんですよねぇ。
それはそれとして何かしら反応をくれる方はありがとうございます。
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好き、影響を受けている作家
私が青春を捧げた作家が成田良悟先生、三田誠先生、西尾維新先生、細音啓先生なので何かしら影響を受けている可能性はありますね。
ここ数年で好きになったのは澤村御影先生と斜線堂有紀先生。特に斜線堂作品にはこれでもかってくらい情緒を破壊されています。私がキャラの関係性重視でお話を書くようになったの、この人の影響がまあまああるのでは……?
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あなたの処女作について
一番最初に書いたのはチラ裏に手書きで書き殴った何かですね。ジャンルはよくわかりませんが厨二病全開だったことだけはわかります。何せ執筆時期がリアル中学生。あの頃から「周りに影響を与える宝石」とか出てたので趣味って変わらないんだなぁ……。
今でも読める作品だと『砂糖いっぱいの気遣いを君に』あたりはわりと古かった気がします。何回か修正加えちゃってるので完全に当時のままではないですが。あとはログ倉庫にあるやつ全般がネット公開を始めた初期の作品ですね。
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執筆中(構想中)のお話について
怪奇譚リメイクしたい! とは定期的に思うんですがプロットが全然まとまらないんですよねぇ。設定面をもう少し詰めないと書けなさそう。
今書いているのは響也さんが帰ってくるまで意地でも寝たくない! って頑張る祈ちゃんの話です。 -
あなたはなぜお話を書くのですか?
私が読みたいなと思うお話のジャンル、キャラや関係性の好みが偏りすぎてて自分で書くしかないから。探すより自分で書いた方が早いんですよね。しかも自分で書けば全部が私好みの完璧な作品を読めるわけですし。もちろん大前提として文章を書くのが好き! はあります。